週刊myRobotを作ろう(93)
■更新情報 Newクランプ小分け情報(3)(2008/7/20)
■更新情報 Newクランプ小分け情報(2)(2008/7/4)
■更新情報 Newクランプ小分け情報(1)(2008/6/30)
気が付くと、この「ふみのへや(ロボットのまき)」もかなり記事が増えてしまった事により、ブログを開くのにも、大変な時間が掛かるようになってしまいました。
「開くのに時間がかかる」、「過去の記事を読むのに大変」、「索引が欲しい」・・・など、様々なご意見をちょくちょく耳にいたします。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
出来るところから手を打たなくては・・・と思い、左上の欄にある「カテゴリー」を、「01~10」、「11~20」のように、10タイトル単位に分けてみました。これにより、過去の記事にジャンプする事が可能です。
併せて、今までは一度に10件表示していたものを、5件に減らしました。多少、表示レスポンスが向上したと思われます。
インデックス等については、現在検討中です。暫くご容赦を・・・・・
(Writer : ふみ)
暑い季節に向けてのメンテナンスと対策が続きます。今回は、クランプをより有効に使うための改善策を考えてみました。
前号『週刊myRobotを作ろう(92)』の文中「さまざまなクランプ(今後のクランプ)」の項で述べました「リヤボディケースにも加工を施し、メンテナンスのやり易い着脱容易なものにしては如何なものか・・・・」というくだりを実現するための方法を考えてみました。
少々突飛な方法ではあるものの、実際にテストしてみたところ良い結果が出ましたので、ここにレポートさせて頂きます。
■クランプの効果を高める改造
クランプを使用するとバックボディケースを取り外した状態で、全項目のいろいろなテストが行えます。
しかし、いろいろと便利な面が強調されているクランプですが、全く問題がないわけでは有りません。
◇クランプ使用上での問題点
①バックボディケースの取り外し
クランプを付けたままでの「バックボディケースの着脱」には、ちょっとしたコツが必要です。
取り付けに慣れないうちに強引に填め込もうととすると、バックボディケース下部に擦り傷が出来てしまったり、部品が破損してしまう場合も考えられますので注意が必要です。
いろいろな方のブログを拝見すると、バックボディ取り付けの時に「クランプの止めネジを外す」など、いろいろご苦労されている記事も見受けられます。
②バックパック内蔵のボード類の整理
バックボディケースを外した場合、バックパックに内蔵されている各ボード類が、ブラブラとボディ後ろ側に垂れ下がった状態になってしまいます。
この状態になるのはクランプのせいではないのですが、考えようによっては、作業中、或いは走行中において、垂れ下がったコードに物を引っ掛かけ、コードの断線やボード破損などのトラブルが引き起こされるのでは・・・などと危惧されます。
逆に申し上げますと、バックパックケースに取り付けられたボード類を外すことなく、分解が出来れば理想なのですが・・・・
今回、この2つの問題を一機に解決するための対策を検討したところ策が見つかり、早速、実施テストを行ってみました。
そして、今回の対策(改造)を施した結果、「バックパックケース」から各ボード類を全く取り外す事なく、しかも、バックボディケースを容易に取り外す事が可能となりました。
各ボードはバックパックケースについたまま、バックボディケースを取り外した状態
◇バックボディケースの改造
前述しましたとおり、今回の対策(改造)を施す事により、バックボディケースの「取り付け/取り外し」が、左右後ろ側面から行え、まるでうそのように楽になります。
併せて、バックパック内の各ボードの取り外しも必要がなくなり、あの背中の狭いトンネルを通したり、抜いたりする手間も省けるようになります。
取り外しの手順をGIFアニメ化してみました。
GIFアニメで取り外しの様子
手順は、バックパックケースのネジ4本、バックボディケースのネジ6本を外すだけで、簡単に取り外せます。
作業はID-01は立たせたままで行え、横に寝かせる必要は全くありません。
もちろん、組み立て時もその逆を行うだけですので、慣れれば、ものの数分で組み上げる事が可能です。
◇今回の改造とは・・
それでは、どんな改造を行うのでしょうか・・・・
先ほどのGIF画像の4枚目に答えが写っています。
なんと、バックボディケースが左右に分割されるようになっているのです。
GIF画像4枚目の左側を取り外した状態
バックボディケースの脱着は、左右夫々側面から取り付けるような形になりますので、クランプを取り付けたままでも簡単に作業を行えるようになりました。
バックボディケースの左右切断は以下の通りです。
一直線に思い切り良く、左右に切断します。
2つに切断されたバックボディケース
◇強度は大丈夫?
切断する事により良い事がありそうなのですが、はたして強度は大丈夫なのでしょうか・・・
まず、切断したバックボディケースですが、実際に切断してみると、素材の肉厚のせいでしょうか、意外と頑丈に出来ています。
とは言うものの、これだけでは上の画像のようにバックボディケースは左右に分割されたままです。
ところがこれに「バックパックケース」を3×8mmネジで4箇所(A1、A2,A3,A4)止めることにより、分割していたバックボディケースは、左右がしっかりと接合されます。
そして、ID-01本体(フロントボディケース)に、これも3×8mmネジで合計6箇所(B1、B2,B3,B4,B5,B6)止める事により、しっかりととめる事が可能となります。
分割されたバックボディケースを「バックパックケース」により固定が可能
左右分割前に比べて、多少、強度的には劣るものの、ガッチリ固定する事が出来るため、通常のID-01を運用する上では、なんら問題が生じないのではないのかと推察しております。
それではいよいよ、バックボディケースの具体的な切断方法について述べていきたいと思います。
◇ちょっとした改造、されど勇気の要る改造
●カットするライン
切断位置は左右対称ではなく、後ろ側から見て左寄りになります。
理由は、首後ろのケーブル引き込み蓋部分と、ボディ下部の「工」字型の突起部分を外す目的があったからです。
特にボディ下部「工」字型の突起は、BASE部取り付けに重要な部分ですので、クランプ使用時には必要が無いとは言え、あえて原型を残すためにカットライン上から外しました。
内側から見た、必要部分を残すライン取り
●カットツール
今回の切断にあたり、留意する点がいくつかあります。
バックボディケースはカットした後に、左右にぴったり合わさらなくてはなりません。
従って、一直線に切断が可能なもの・・・、さらに、切断する事により失われる部分「切りしろ」が少ないもの、つまりカットする刃の厚みが薄いものを選ぶ必要があります。
日頃良く使用する、電気のこぎり、電気糸鋸などは刃の厚みがあるため、今回は使用を断念しました。
そこで今回の切断にあたり、「背中分割」のパイオニア的存在であられる ”iasnet”さん に、切断ツールについて問い合わせのメールをしてみました。
早々に返事を頂き、カットツールとしては、極薄刃ののこぎり「ピラニアン鋸」を使用された・・・との事でした。
その後、”iasnet”さんより再メールが届き、「ピラニアⅡ鋸」では無く、「ピラニアン鋸」の間違い・・・という旨の連絡がありましたので文を修正しました。
夫々、仕様・性能面で異なるようです。(2008/6/28)
以前、そのような物を購入した覚えがあり、早速その「ピラニアン鋸」を道具箱から取り出して、そのスペックを読んでみました。
「米国ZONA社」製で、「ハガネはスウェーデン鋼使用」とあり、その刃を見ると薄くて非常に細かく、魚のピラニアの歯のように、とても良く切れそうです。
ネットで調べてみると、この鋸を利用されているモデラーさんが多いのには驚きました。
そこで、今回はこの「ピラニアン鋸」を使用してみる事にしました。
細かい刃が付いている「ピラニアン鋸」
尚、ネット調べて見ると、「ピラニアン鋸」は1400円前後で販売されているようです。
◇切断
切断にあたって、”iasnet”さんからの注意事項を思い出しました。
「ピラニア刃の切れ味が良いので、力を入れず慎重にこする感じで、直線に切る事に神経を集中して切断すべし」・・・だそうです。
初めての事なので切断するのに躊躇をしましたが、意を決して開始しました。
本当は、切断の模様を画像に残したかったのですが、切断に神経を集中しなければならなかったので、残念ながら撮影は出来ませんでした。
でも、プラスチック素材のバックボディケースは切断が容易で、ものの数分で、ほとんど苦もなく切断出来てしまいました。
薄い刃でありながら一直線に切断が可能なのは、刃の上部に取り付けてある、「胴」と呼ばれているガイド枠のおかげのようです。、
(切断が容易・・・とは言うものの、充分に注意深く、カットラインから外れないように、慎重に切断する事が必要です。)
切りくずがとても少ないのが印象的でした。薄くて細かい刃のためでしょうか・・・
切りくずが少ないという事は、「切りしろ」が少ない・・・・とも考えられます。
バックボディケースの切断面(水色枠内)
薄くて細かい刃で切断した面は綺麗にカットされていて、ヤスリ掛けの作業は、殆ど必要無いくらいでした。
いよいよバックボディケースを取り付けていきます。
●ケーブルの処理
組み立て前に「バックパックケース」に収められている各ボードから出ているケーブルを纏めておいた方が後々、作業が捗ります。
このケーブルはいざという時は各ケーブルの着脱も必要ですので、今回はクリップタイプの「ケーブル結束」ツールを使用してみました。
1~2回ねじると結束が可能で、簡単に解くことも可能です。
LANケーブルアクセサリーのクリップタイプ「ケーブル結束」
●バックボディの取り付け
前述しました通り、バックボディケースを2分割した事により、取り付けは非常に楽になりました。
尚、取り付けにあたり、ID-01は横に寝かせる必要はありません。
まず、右側のバックボディケースを取り付けます。
右後方から、フロントボディケースに合わせるように取り付けるだけで、驚くほど簡単に取り付けが可能です。
この状態で、3×8mmの3本のネジで取り付けます。
取り付けの際、バックパックケース後方から出ている、先ほど纏めたケーブルの束を「ケーブル穴」と言うよりは、ケーブル溝に差し込むだけで済みます。
あの面倒な狭いトンネルをくぐらす作業が無くなった
例えば、このようにケースの右側だけを取り付けた状態で「バックパックケース」をネジ2本で仮止めして、走行テストなどを行う事が出来ます。
右側バックボディケース+バックパックケースで快適に走行中
ネジでしっかりとめている(B4~B6,A3~A4)ためボードもぐらぐらせず、BASEボード周りの調整が必要な時は便利かもしれませんね。しかも、BASEボードむき出しの強制クーリングですので、夏向けに良いかもしれません・・・
さて、組み立てに戻りましょう。
バックボディケース左側も、右側と同様に、後ろ側面から差し込むように取り付け、3本のネジどめを行います。右同様、非常に楽に取り付ける事が可能になりました。
そして最後に、ケーブルをたるまないように処理しながら、バックパックケースを、3×8mmmのネジ4本で取り付けます。
各ネジをしっかり止めたところ、背中の切れ目も殆ど目立たなくなりました。
「ピラニア鋸」の非常に薄くて細かい刃のおかげで、「切りしろ」がかなり少なくて済んだ事のようです。
ネジを止めると肩部分の切れ目は僅かに見える程度になる
今回は、” iasnet”さんの「背中分割に関する記事」と、貴重なアドバイスが大変参考になりました。
どうも有難うございました。
●ご注意
尚、今回の対策はおおきなリスクを含む改造となります。
改造をされる方は自己責任でお願いします。
■クランプの入手方法
今回の記事は、あくまでもクランプ(スーパークランプあるいは、Newクランプ)を使用する事を前提としています。
クランプの作り方は、「掲示板」や、ID-01の各HP及び、各,ブログなどで、いろいろ紹介されています。簡単なものは、ID-01のパーツを改造すると出来てしまう優れものも有るようです。
一方で、ご自分ではちょっと・・・・と、尻込みされている方もいらっしゃると思います。
かく言う私も、結局はロボ職人さんたちにいろいろと作って頂いております。
いくら「ふみのへや」で良いと言われても「難しくてつくれない!」・・・などとお叱りの言葉も聞こえてきそうです。
そこで、今回の「Newクランプの小分けに関して、職人ジローさんにお話したところ、もしかすると皆様に小分けが可能になるかもしれません。勿論、無償という訳にはいかないでしょうけど、ジローさんのクランプが欲しい・・・という方にはチャンスかもしれませんね。
ジローさんの作品は、「時間をかけてしっかりしたものをじっくり作る」がコンセプトのようです。私個人としても、ジローさんの作品は、非常に満足して使用させて頂いております。
画像はNewクランプ改良型
この件につきましては、具体的な話は未だ行っておりません。
もし、小分けに関する詳細が判明しましたら、早々に追記させていただこうかと思っています。
◇Newクランプ小分け情報(1)
先日「ロボの集まり」において、KENさんを交えて「Newクランプ小分け」についての話し合いを行いました。
3者で話し合った結果、形状はシンプルにして堅牢性を重視しようという事になりました。
従いまして、形状については上に載っている画像とは若干異なります。
現在、ジローさんが製作を始めたところです。
暫くしてヤフオクに出品する予定でおりますが、おそらく送料込みで500円辺りになるのでは・・・と予想しています。
何れ出品する時点で、出品のリンク先、Newクランプの取り付け方法などを発表する予定でおります。
入手されたい方は、もう暫くお待ちください。
(2008/6/30)
◇Newクランプ小分け情報(2)
ジローさんのNewクランプが完成し、小分け体制が整いました。
正式名称は「Newクランプ簡易版」で、取り付けに要する4本のネジも同梱されております。
「Newクランプ簡易版」は、KENさんに委託販売をお願いして、『ヤフーオークション』にて公開しております。
前回予告の通り、送料込みで500円になりました。
高値が付くのを待つ通常のオークションとは異なり、500円でその場で確定となるタイプです。
品数があまりないようですので、ご購入を検討されている方はお早めに・・・・
完売していました、オークションに出品した「Newクランプ簡易版」が、7/19に再開されました。
お待ち頂いていたお方は、お早めに・・・
(2008/7/20)
同オークションに、バッテリーボックス「4+2+α改」と、「魔法のリング」セットも、同時に出品しております。
出品内容の詳細は KENさんのブログに掲載されておりますので、ご覧いただければ・・・と思います。その中には、オークションは苦手・・・という方にもメール対応でも可能・・・と載っていました。
「Newクランプ簡易版」の取り付け方法に関しましては、追記予定です。
(2008/7/4)
■あとがき
二足歩行ロボットにも、新しい波が来つつあるようです。
今回、「世界一美しいロボット」というふれこみで発表されたのは、「FT」という女性型ロボットです。
京都大学ベンチャー「ロボ・カレージ」の「FT」
当時は感激していた「二足歩行」、「転倒しても自力で起き上がる」、「側転、逆立ち」、「格闘」、「ダンス」などは、今では当たり前になってしまい、これらの演技を見ても感激は次第に薄れつつあるようです。。
一方、現代のロボットテクノロジーは、より高度な次の段階に歩みを止めないようです。
今までの無骨なサーボを組み合わせのスタイルは、なめらかなボディケースで覆われ、しなやかな動きも取り込まれていくようです。
動画では、ファッションモデルの歩きを披露しています。
未来に向かっては、よりしなやかに、高度で滑らかな動きになっていく事でしょう。
進化の激しい「2足歩行ロボット」・・・、先を考えてしまうと、ついつい手を出すチャンスを失ってしまいました。
「そろそろ手に入れたい」とは思っているのですが・・・
*** 週刊マイロボットを作ろう ***




























































































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