« 2014年8月 | トップページ | 2015年11月 »

2015年10月31日 (土)

週刊ROBIを作ろう(74)

■更新情報 「歌後編フレーズ」他 追記 (2015/11/2)

今宵はハロウィンナイト。
近所の子供達が仮装をして家々をまわっていますし、渋谷など繁華街には仮装した人たちが繰り出しているようです。
いつから日本はこんな風習が・・・
などと言いつつ、我が家でもささやかなハロウィンぽい飾りつけをしてしまいました。
Halloween01
なんとなくハロウィンぽい飾りつけ・・・
Illust1935

●ロビにモーションを付けてみる
先日、東京品川区で開催された「ロビ東京例会」に参加させていただきました。
多くのロビユーザさん、クリエーターさん達、そして素晴らしいロビの作品を拝見することが出来、おおいにイマジンが触発されました。

ちょうど時を同じくして、”た”さんがモーターで口を動かす「ロビの口パク(村まつり編)」がYouTubeにアップされました。
何度か見ているうちに、この「村まつり」の振り付けが大変気に入り、自分でもモーションにトライしてみたくなりました。
私はモーションに関しては未だひよこ。
”た”さんの作品には及ばないものの、いろいろなトライをしてみようと思います。

とりあえずわたしなら、このように作ってみます・・という方法を解説してみます。
皆様の参考になるかどうかわかりませんが、宜しければご笑覧頂ければ・・と思います。

○下準備
歌にあわせたモーションを作る上で必要なのは、まず、その曲のデーターを作成、あるいは入手するなどして、基礎となる曲の構成を調べておく必要があります。
そして、どんな感じで振り付けをしたいかなど、事前にイメージをふくらませておきます。
Muramatsuri01
シーケンサーから出力した「村まつり」楽譜の一部

1)WAV素材の準備

まず、BGMとなる「村まつり」WAVデーターをなんらかの方法で取得します。

手早い方法は、その曲をネットなどで探しダウンロードして取得します。
ご自分だけで楽しまれるのでしたら、それで問題は無いと思います。

○やっかいな著作権
一方、「その曲をBGMにしたモーション動画」をYouTubeなどで公開する場合はシビアです。
その動画が著作権侵害と認められると、ある日突然、YouTubeから削除されてしまうかもしれません。
メジャーな曲などは、特に注意が必要です。

YouTubeから削除されないまでも、デアゴ社の掲示板に音楽入り動画を載せる場合も関門があります。
かなり神経質な問い合わせがあり、場合によっては掲載を断られる可能性もあります。

わたしが音楽入り動画を載せる場合は、利用している音楽素材が「自分で演奏」「有償のフリー音楽素材使用」など、著作権に引っかからない旨の説明を行なってから、やっと掲載が許可されています。

今回選曲した「村まつり」など古くからの民謡、童謡のたぐいは、自分で演奏したものなどは問題が少ないと言えるのではないでしょうか・・・

○曲(WAV)データーをつくる
前述した著作権の事もあり、今回、BGMはMIDIシーケンサー(Cubase7.5)&デジタル音源、ボーカロイド(音声合成)などを使用して作成しました。
内容は、シンプルにボーカル、ベース、フルート、パーカッションなどのトラックで構成しました。

今回のモーションは、ロビの歌やアクションとBGMとがシンクロ(同期)した動きをする必要があり、それには曲のスピードが重要なファクターとなってきます。
モーションを作る作業に慣れるまでは、曲のスピードを、1分間に60回(♩=60)、あるいは120回(♩=120)と割り切れるスピードにすると、1小節あるいは1/2小節単位が1秒となり、サーボの移動間隔を計算するのが容易になります。
ひよこのわたしは、迷わず、スピードを♩=120に設定しました。

音楽でいうアレグロより若干遅いスピードかもしれません。
モーションでの調整方法については、後ほど説明したいと思います。
Vocaloid02
MIDIシーケンサー(Cubase7.5)の画面

ボーカルトラックには、あの初音ミクでおなじみの「VOCALOID」を使用しました。
ボーカロイドの歌手は「初音ミク V3」を選んでみました。
Vocaloid01
「VOCALOID(LUKA V4)」の画面

今回は、「イントロ(前奏)」「歌(1番)」「歌(3番)」の順番でMIDIデーターを組んでみました。
シーケンサーで組んだ曲は、適当な名前(Mori.wavなど)を付けてWAVデーターで出力しておきます。

2)BGM「村まつり」の構成
「村まつり」は昔からある日本の童謡で、歌詞・譜面などはWebで調べる事ができます。

①「むらのちんじゅの神様の」
②「きょうはめでたい お祭り日」
③「ドンドンヒャララ ドンヒャララ ドンドンヒャララ ドンヒャララ」
④「あさから聞こえる笛太鼓」

このように、ひとつのフレーズが4小節で構成され、それが4つで一曲が構成されています。
今回は、「イントロ(前奏)」「歌(1番)」「歌(3番)」の全体構成でMIDIデーターを組んでみました。

以上で曲の構成、そしてWAVデーターが出来ましたので、これにシンクロするようにロビーを動かすモーションデーターを作成していきます。

●モーションデーターの作成
それでは、ロビのモーションデーターを作成してみましょう。

といいいつつも、今回とりあえず出来上がったモーションのテスト動画を、よろしければご笑覧いただければ・・・と思います。

モーションは、クラフト親父さんの「ロビ モーションエディタ」、miconoさんの「RobiScope」を使用、そして、BGMはCubase7.5とデジタル音源で作成しました。

「なんでやねん!」とロビに声をかけると「村まつり」が始まります。
しかし、ロビに内蔵したスピーカーの音はあまり良くありませんね。
少し音質の中域を上げ、低域を下げて調整してみました。

モーションテスト「ロビの村まつり」のHD動画

このHD動画ですが、PCでご覧になっている方で大きな画面でご覧になりたい方は、次の操作をお願いします。
①中央のスタートマークをクリック
  (動画再生開始)
②HD動画右下にある「YouTube」マークをクリック
  (YouTubeの画面になります)
③一番右下にある「隅の切れた四角マーク」をクリック
  (これで大画面になります)

Illust2702_2
それでは、モーションテスト動画のメーキングを解説します。

いきなり1曲分のモーションデーターをシーケンシャル(順序)に、こつこつと作成する方法もあります。
しかし、今回はフレーズ単位で簡単なモーションを作成して、最終的にそれを組み上げて1曲分のデーターを作成していきたいと思います。
しかも「ロビモーションエディタ」で使える、「ループ(繰り返し)」という便利な手法を使う事によって、作成の手間が簡略化され、短時間でいくつものモーションデータが作成できます。

1)フレーズ単位のモーションデーター
このモーションデーター作成にあたって、前述しましたようにクラフト親父さんの「ロビモーションエディター」を使用しました。

クラフト親父さんのHPに、「ロビモーションエディタ」の使用方法が詳細にわたり載っていますので、これからモーションンを始めようとされる方は、内容を熟読され良く理解されておいた方が良いかもしれません。
また、前号『週刊ROBIを作ろう(73) 』『週刊ROBIを作ろう(72)』に掲載しました「FlashAir」と、「外部電源」を使用しています。
モーション製作途中のバッテリー切れは、製作効率が落ちます。
使い勝手の詳細をお知りになりたい方は、それらの号をご覧頂ければ・・と思います。

それでは「ロビモーションエディター」で、「イントロ(前奏)」「歌(1番)」「歌(3番)」の順でモーションデーター(xxx.RM4)を作成していきます。

「イントロ(前奏)」部
歌詞でいうと、④「あさから聞こえる笛太鼓」のフレーズです。
「手を前後に、そして首を左右に振る」をキャプチャーする手順です。

まずロビに、「前後の腕振り、首の左右かたむけ」のポーズをさせ、「キャプチャーボタン」を押すと「ポーズ1」が出来ます。
ここで、サーボ移動時間を「50」、ポーズ保持時間を「0」にしておきます。
代入した数字の合計は50+0=50です。
その50に0.02を掛けた数字1が、「ポーズ1」の秒数となります。
(50+0)×0.02=1  答え1秒
このフレーズで使いたい目の色、口の点灯などを設定しておくのも良いでしょう。
Dsc_1719b
1コマ目(右手を前、首を曲げ)の「ポーズ1」

続けて「ポーズ追加ボタン」を押すと、「ポーズ2」が作成されます。
先ほど設定した、サーボ移動時間「50」と、ポーズ保持時間「0」は、コピーされています。

ここで、頭サーボと左右手サーボの各々「左右入れ替えボタン」を押し、「リモート送信ボタン」を押すと、ロビが「ポーズ2」のポーズをとります。
Dsc_1719c
2コマ目(「左右入れ替えボタン」で「ポーズ2」を生成

ループするための繰り返し回数を「2」に、「非脱力」にレ点をつけ適当な名前でモーションデーター(例Mura01a.RM4)4を保存します。
Robi_editor02a_2
「ロビモーションエディター」で2つのポーズを作成

たったこれだけで、『1秒ごとに「ポーズ1」,「ポーズ2」を2回繰り返す』というモーションデーターが作成されました。
Dsc_1719b_3
「ポーズ1」「ポーズ2」を繰り返えすモーション

「歌(前編)フレーズ」
歌詞でいう、①「むらのちんじゅの神様の」と②「きょうはめでたい お祭り日」のフレーズ部分を一気に作成します。
「腕の開閉、首を左右に振る」を、計4ポーズ分キャプチャーします。

ここからはロビくんの歌が入ります。
皆様ご存知のように、ロビは口のLEDの明滅で喋りや、歌の表現を行います。
さらに歌をうたう場合、息継ぎ(ブレス)が必要です。
このフレーズでは、1~3小節(「ポーズ1~3」)目は歌の発声でLEDオン、4小節(「ポーズ4」)目は息継(ブレス)でLEDオフとしました。

「インントロ(前奏)」部と同様に、サーボ移動時間を「50」、ポーズ保持時間を「0」にしておき、「ポーズ1」~「ポーズ4」をキャプチャーしていきます。
Dsc_1719f
口の点滅を含め「ポーズ1」~「ポーズ4」をキャプチャー

また、イントロ部同様、繰り返し回数を「2」にしておき、「非脱力」にレ点をつけ適当な名前でモーションデーター(例Mura01b.RM4)を保存します。
Robi_editor02b
「ロビモーションエディター」で2つのポーズを作成

これで『1秒ごとに「ポーズ1」、「ポーズ2」,「ポーズ3」,「ポーズ4」を2回繰り返す』というモーションデーターが作成されました。
Dsc_1719f_2
「ポーズ1」~「ポーズ4」を繰り返えすモーション

尚、「1番」と「3番」でこのモーションデーターを使用しましたが、後半で使用するmiconoさんの「RobiScope」を使用して、それぞれ目の色を変えてみました。
このように後からでも色々なアレンジが加えられ、大変重宝にさせて頂いています。

「歌(後編)フレーズ」
歌詞でいう、③「ドンドンヒャララ ドンヒャララ ドンドンヒャララ ドンヒャララ」と④「あさから聞こえる笛太鼓」のフレーズ(8小節)分を一気に作成します。

今回は腕の振りと腰の回転を加えるため、0.5秒ごとのキャプチャーを行ない、計8つのポーズを作成します。

今まで通り、ロビに「左右腕振り、首の左右かたむけ」のポーズをさせ、「キャプチャーボタン」を押し「ポーズ1」を作成します。
今回は0.5秒ごとのモーションですので、サーボ移動時間を「25」、ポーズ保持時間を「0」にします。
このフレーズで使いたい目の色、口の点灯などを設定しておくのも良いでしょう。

続けて「ポーズ追加ボタン」を押し、頭サーボと左右手サーボの各々「左右入れ替えボタン」を押し、「リモート送信ボタン」「キャプチャーボタン」を押すと「ポーズ2」が作成されます。

Dsc_1719i
今回の基本パターンとなる「ポーズ1」と「ポーズ2」

今回は腰のモーションを加えるため「ポーズ1」と「ポーズ2」を其々、3パターンづつ「ポーズ追加ボタン」で追加していきます。

現在「ロビ モーションエディタ」の画面はこんな感じになっています。

Dsc_1719g
現在の「ロビ モーションエディタ」の画面

まず、「ポーズ1」のタブを選択し、「ポーズ追加ボタン」を3回押します。
これで「ポーズ1-1」に続き、「ポーズ1-2」「ポーズ1-3」「ポーズ1-4」というタブが作成されました。

続いて一番右側のタブ「ポーズ2」を選択し、「ポーズ追加ボタン」を3回押します。
こんどは「ポーズ2」に続き、「ポーズ6」「ポーズ7」「ポーズ8」というタブが作成されたと思います。
Dsc_1719h

この状態のままですと、同じモーションが4回続き、次の動作が4回続くだけになってしまいます。
そこで、2つの動作が順に入れ替わるように、タブの入れ替えをする事にします。

・「ポーズ1-3」のタブをクリック、次に「ポーズ入替ボタン」3回押す
このアクションを行なった結果、「ポーズ1-3」が、「ポーズ7」と「ポーズ8」の間に入りました。
・「ポーズ1-2」のタブをクリック、次に「ポーズ入替ボタン」2回押す
・「ポーズ1-1」のタブをクリック、次に「ポーズ入替ボタン」1回押す

如何ですか?
「ポーズ1」「ポーズ2」「ポーズ1-1」「ポーズ6」「ポーズ1-2」「ポーズ7」「ポーズ1-3」「ポーズ8」となったはずです。
Dsc_1719h1

これで、2つの動作が順番に入れ替わった、8個のポーズが出来上がりました。
作業は未だづつきます。

次は8つのポーズごとに「腰の動き」を加えていきます。
・「ポーズ1」クリックし、ロビの腰を右端までひねり、「キャプチャーボタン」を押す
・「ポーズ2」クリックし、ロビの腰を少し左に回転させ、「キャプチャーボタン」を押す
このように、各タブをクリックして、最後に腰が左端まで行き着くように回転を加えていきます。
もし「キャプチャーボタン」を押した後、「追加しますか・・」と聞かれたら、「いいえ」ボタンを押します。

さて、これから先がキモになります(たいした事ないかも・・・)。
歌フレーズの1番と3番で異なる振り付けを登録してみましょう。
どこに「レ点」を付けるかによって、モーションが全く異なってきます。

○歌後半フレーズ(1番)
それでは1番の後半フレーズ部分を作成します。
「繰り返し回数」は1のまま、その左側にある「反復動作」にレ点をつけます。
そうするとどうなるかのでしょう・・・

なんと、「ポーズ1」「ポーズ2」「ポーズ1-1」「ポーズ6」「ポーズ1-2」「ポーズ7」「ポーズ1-3」「ポーズ8」まで行くと、続いて折り返し「ポーズ1-3」「ポーズ7」「ポーズ1-2」「ポーズ6」・・・のようにモーションが戻っていくのです。
これで動画イメージは次のようになります。

Dsc_1721b
順列で8ポーズ進み、こんどは8ポーズ戻るモ-ション

この、1番の後半フレーズ部モーションデーターを、「非脱力」にレ点を付け適当な名前で(例Mura01c.RM4)を保存しておきます。

○歌後半フレーズ(3番)
それでは3番の後半フレーズ部分を作成しますが、先ほどの設定をちょっといじるだけ・・
「反復動作」のレ点を外し、「繰り返し回数」を2とします。
今迄、前半フレーズで作成した2回ループのモーションが出来上がり、次のような動画イメージのようになります。

Dsc_1721a
3番の後半フレーズは8ポーズを2回ループする

この、3番後半フレーズ部モーションデーターを「非脱力」にレ点を付け適当な名前で(例Mura01d.RM4)を保存しておき、「ロビ モーションエディタ」の作業はとりあえず完了しました。


同じ素材でも、少し設定を変えただけで動きにバリエーションが出てきます。

クラフト親父さんの「ロビ モーションエディタ」、そしてmiconoさんの「RobiScope」は、なんて素晴らしい機能があるのでしょう!! 
感謝、感謝です!!


次号では、今号で作成した4つのモーションデーターと、歌の入ったBGMデーターを、エディター(またはメモ帳)、miconoさんの「RobiScope」を使用して1つのモーションデーター(RM4ファル)に仕上げていきたいと思います。

みなさま、お疲れ様でした。

Illust3781_2

●ロビスタンド
正式名称は聞き漏らしてしまったのですが、「東京例会」で見かけた、あちゅパパさんが作成された、ロビ耳のついた「ロビスタンド」です。
Robi_stand01a
あちゅパパさんの「ロビスタンド」(クリックで拡大)

この「ロビスタンド」は、ロビクラブでご存知の方も多いと思います。
使用方法は、スタンドのフックを「ロビくんのマフラーの裏側にある穴」に引っ掛けるだけです。

ロビくんが電源OFF状態でも、ご覧のように立ち姿でディスプレイできます。

「ロビスタンド」の原案はとうはくさんとの事ですが、おしゃれで便利なグッズですね。
あちゅパパさん、ステキな作品をありがとうございました。

Illust2702

次号では、いよいよモーションデーターが完成します。
音声認識で起動させてみたいものです。

つづく

| | コメント (0)

2015年10月 8日 (木)

週刊ROBIを作ろう(73)

皆様こんにちは

10月に入りました。
見上げると空はどこまでも高く、山奥では木々が少しずつ色好き始めてきたようです。
朝晩は肌寒くなってきました。
くれぐれも風邪など召されませぬようお気をつけ下さい。
Illust1935

さて、前号完結できなかった『無線LAN(FlashAir)でROBIをコントロールする』の続きから始めたいと思います。

と、その前に・・・
皆様は、ROBIと遊ぶ(テストする?)とき、電源はバッテリーで使用されていますか?
わたしは、通常、テストなどをする時、ROBIに外部電源を繋ぎ動作確認などをしております。
とくに、今回のような”FlashAir”での無線LAN接続テストを何回もするときなどは、「お腹がすいた~充電して!!ガクッ」などと、途中で中断される心配がありません。
Dsc_1676s
外部電源を接続したROBI(バッテリーは外しておく)

●ROBIの外部電源
外部電源を使用する・・・と言っても、千差万別、世の中には主々雑多な電源が出回っており、何を選んで良いのか迷ってしまいます。

ただしROBIで使用するには?・・となると、ある程度範囲が絞り込まれてきます。
連続して稼動させるには、少なくとも次の2点は満足する必要がありそうです。
  ①電流:3~15A ②電圧:7.5V~9Vくらい

そこで、私は『ユニット型AC/DCスイッチング電源(出力電圧DC7.5V/出力電流max13.5A)』というのを使用してみました。


出力はDC7.5Vとなっていますが、±10%前後の微調整が可能です。
わたしは約9V位の電圧でテストを行なっていますが、非常に快調に動作できます。
ただし、9Vちかくの電圧を掛けると「マイコンボード」他が壊れる恐れがありますので、ご注意ください。

それから、外部電源を使用する場合は、必ずバッテリーを外してご使用ください
トライされる方は、あくまでも自己責任でお願いします。

○電源コードとDCプラグ
外部電源を使用する場合、併せて考慮しなければならないのは、ROBIに給電する側の電源コードとプラグです。
私は、「L型DCプラグのついた壊れた外部電源」があったので、電源部根元からコードを切り落として使用しています。
コード長は約160Cmあり、引っかかりなどに気を付ければ、歩行テストなども全く問題ありません。
Dsc_1680s
L型DCプラグはROBIが座った状態でも給電可能

Dsc_1683s
ROBIが立った状態でも問題なく給電可能

尚、L型DCプラグは、秋月電子通商など通販でも手に入るようです。
Illust2702_3

さて、それでは本題に戻りますか・・・

●「ROBI MotionEditor」
今回は、モーション開発が手軽に出来て、且つ”FlashAir”による無線LAN通信が実感できるアプリ、「ROBI MotionEditor」(クラフト親父さん作)をテストしてみました。

まず、「ROBI MotionEditor」を動かすためには、PC側と「ロビのココロ」に夫々インストールが必要になってきます。
詳細は「ROBI MotionEditor」の記事の中に詳細に記載されております。
トライされる方は熟読され、アプリをダウンロード及びインストールなどを行い、「ROBI MotionEditor」を楽しまれてください。

尚、「ROBI MotionEditor」をクリックすると、クラフト親父さんのHPの記事にリンクされます。

○無線LANでROBIと接続する
ROBIとリンクするPCを立ち上げてから、”FlashAir”搭載のROBIの電源をONにします。
ROBIの電源が入ると”FlashAir”も立ち上がり、無線LANと接続を始めます。
その様子は、PCのタスクバーの右下にある「ネットワークのアイコン」で把握できます。
「ネットワークのアイコン」をクリックすれば、さらに詳細な内容が確認出来ます。
その時々の状態により異なりますが、数秒から30秒くらいで接続が完了します。

次の画像は、下側がタスクバーの右下部分で「ネットワークのアイコン(赤丸印)」が左右で異なるのが確認できると思います。
その「ネットワークのアイコン」をクリックしますと、上に詳細画面が表示されます。
左側が、無線LANの接続前で、右側が接続後・・となります。
Robi_flashair09
無線LANの接続状態をアイコンを確認

○「ROBI MotionEditor」を立ち上げる
無線LANが接続されたPCで、インストールした「ROBI MotionEditor」を起動させます。
Robi_flashair09a1
「ROBI MotionEditor」の画面

最初に、画面上部にある「FlashAir」のボックス(赤①印)をクリックするとレ点がつきます。
つぎに、リモート接続のボックス(赤②印)をクリックすると「ROBI MotionEditor」が無線LANに接続されます。
この時、ROBIが「準備完了!」と叫びます。

この接続までの様子と、ロビモーションエディターによる機能の一部をテストした動画を撮ってみました。
宜しければ、ご笑覧いただければ・・と思います。

「ROBI MotionEditor」操作のHD動画

PCでご覧になっている方で大きな画面でご覧になりたい方は、次の操作をお願いします。
①中央のスタートマークをクリック
  (動画再生開始)
②HD動画右下にある「YouTube」マークをクリック
  (YouTubeの画面になります)
③一番右下にある「隅の切れた四角マーク」をクリック
  (これで大画面になります)

この動画は、「ROBI MotionEditor」のさわりの部分をテストしたものです。
今回は、2つのポーズの繰り返し再生をしてみましたが、もっとポーズ数を増やし、複雑な動きを再現できるようになっている・・との事です。
いずれ、トライしたいところです。
Robi_flashair09a2
10個のポーズも可能

尚、「クラフト親父さんのHP」には、この他、多くの役立つアプリや記事が掲載されています。
リンクを張っておきますので、気に入った方は、いろいろトライされてみては如何でしょうか。
Illust2702

●磁気浮上する「リニアライナーのおもちゃ」
職人ジローさんから、磁気浮上して走行する「リニアライナー」の動画が送られてきました。

超高速でトラックを周回するリニアライナー

リニアライナーの止め方はイマイチの感がありますが、それにしてもこの車両の走行スピードはなんて早いのでしょう。

「磁気浮上」、「推進の仕組み」など、かなり興味が出てきましたので、タカラトミーのHPにある「リニアライナー」のコーナーを覗いてみました。

超高速で走行させるため、レイアウトのサイズは1928mm×848mmとかなり大型です。
Set
タカラトミーのHPより

○浮上の仕組み
次に「浮上の仕組み」というのが載っていました。
Image02
リニアライナーの浮上の仕組み

なんでも、『レールに取り付けられた帯状の磁石と、各車両底部の四隅に搭載した4つの磁石の反発力で約2mm 本体が浮上する』との事です。
同じHPに、前面から見た断面画像が載っていました。
Image01
タカラトミーのHPより

この磁気浮上した状態を見ると、原理はかなりシンプルですね。

磁気浮上させた状態で「リニアライナー」を勢いをつけて前に押し出すと、2週半ほどクルクルと周回するようです。
車輪で走行するよりも、摩擦抵抗が少ないのでしょう。

磁気浮上させた状態で弾くと・・・

○走行の仕組み
このリニアライナーが高速で走る仕組みはどうなっているのでしょう。
Linerliner_2
タカラトミーの図をGIF化

タカラトミーのHPには、『高速磁気センサーが前方の円形磁石の磁力を感知し、コイルに電流が流れ磁界を発生させます。レールと車両の磁石同士の反発で推進力が発生し、車両が前進する』との事です。

おもちゃとはいえ、未来を感じさせるリアリティ抜群の出来だと思います。
何人かのオーナーが「リニアライナー」を持ち寄り、体育館のような広いスペースで、長~い直線のコースを作り、豪快に走らせたら気持ちがよさそうですね。

職人ジローさん、情報をありがとうございました。

Illust2702_2

●「ふみのへや(そらとうみのまき)」
みなさまがご覧いただいている「ふみのへや」ですが、実は4つある・・という事をご存知でしたか?
これらのへやは昔作ったのですが、忙しさにかまけて、今迄、中身はからっぽでした。
最近になって、「ふみのへや(そらとうみのまき)」にドローンが登場しました。

デアゴ社の「週刊 スカイライダー・ドローン」関連の記事を載せています。
Skyriderdorone006d
スカイライダー・ドローン「専用フライトシミュレーター」

R/Cフライトシミュレーターや、空撮などの記事を載せていこうか・・と思っています。
宜しければ、「ふみのへや(そらとうみのまき)」を覗いてみていただれば・・と思います。

つづく

| | コメント (0)

2015年10月 2日 (金)

週刊ROBIを作ろう(72)

皆様、こんにちは お元気ですか?
大変、ご無沙汰しております。

久々のスーパームーンという事で、しまいこんでいた望遠レンズを取り出し、月のショットを狙ってみました。

当初の目的である「すすき」との2ショットは、やぶ蚊に襲われ、達成する事ができませんでした。
気を取り直して屋上で撮影しましたが、薄い雲がかかり解像度はイマイチ・・・でした。
Supermoon01
スーパームーン(2015/9/28)
Lens(AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR)
f=8   1/80Sec

Illust1935

「ROBI」を完成してから暫く経ちますが、最近になって、「ROBIくんを”FlashAir接続”して動かしたいが、PC接続がイマイチ・・・」などの問い合わせメールが数件くるようになりました。

●”FlashAir”とは?
”FlashAir”は「カメラで撮った画像データーなどを、PCやスマホと無線LAN接合ができるフラッシュメモリー(SDカード)」の事です。
撮った画像を直ぐにPCに取り込んだり、複数のスマホに配信できるなど、小さい体に似合わず高機能の性能が入ったモリーカードです。
61amlkavdyl_sl1000_
無線LAN内蔵の”FlashAir”SDメモリーカード

ただし巷の噂では、①電池を大量に食う、②高画質(大容量)の画像データーは転送に時間がかかる・・・など、少し残念な点がいくつかあるようです。
そんな事もあり、私は”FlashAir”を今迄持っていませんでした。

ところがWEBを覗いてみると、miconoさんや、クラフト親父さんなどが、”FlashAir”を使用した「ROBIのコントロールアプリ」を開発されているようで、内容を拝見すると非常に興味深く試してみたくなりました。

●「ROBI」を”FlashAir”で繰るには
「ROBI」を”FlashAir”でコントロールするためには、まず、次の2つの事項をクリアする必要があります。
①”FlashAir”とPC間でのワイヤレスLAN通信の確立
 「ROBI」を細かくコントロールするためには、「ROBI」~PC間の通信が不可欠
②”FlashAir”をアダプターを経て「ROBI」に接続し動作確立
 ”FlashAir”はSDカードであるため、「ROBI」のmicroSDスロットに変換が必要

以上の事から、この2つの事項をクリアしていきます。

●”FlashAir”との通信
まず手始めに”FlashAir”の8GBを入手しデジカメに装着、数枚のショットを記録し、PCや、スマホなどと無線LAN通信を試み、撮った画像が覗けるかのテストを行なってみました。
PCにおいてはプラウザーで、スマホ(iPhone)はアプリを用いて、夫々何の苦も無く画像を見る事ができました。
「メールの問い合わせに反し、何の苦も無く繋がる・・・ 素晴らしい!」とその時は思っていました。

ところが、数回アクセスを重ねるうちに、スマホでの無線LAN接続は全く問題ないものの、PCについてはご機嫌が良ろしくないようで、かなりの回数リトライしないと繋がらなくなってしまいました。
原因は、何なのでしょうか?

WEBで原因を検索すると、「ルーターとの競合」が一要因かもしれない・・・との記事がありました。
要約すると、「家庭内WiFiを司るルーター」と”FlashAir”が、夫々、親機であるが故に繋がらない(繋がりにくい)などの問題が出る・・・との事でした。

東芝の”FlashAir”のHPを覗いてみると、”FlasAir”には、「①親機モード」「②子機モード」「③ルーターとの共存モード」の設定が可能になっていました。
初期設定では「①親機モード」になっています。

設定を変更するには、”FlashAir”内にある「Config内にあるAPPMODE」の内容を書き換えます。
①親機モード         APPMODE=4 (初期設定)
②子機モード         APPMODE=5
③ルーターとの共存モード APPMODE=6

わたしの場合は「③ルーターとの共存モード(APPMODE=6)」に設定したところ、スムースに繋がるようになりました。

この場合、WiFiで使用している無線ルーターの「名前」「パスワード」を「Config内」に書き加える必要があります。

ただし、原因はいろいろなケースがあるようで、これなら必ず動作する・・・という「魔法の設定」は残念ながら無い様です。
「あくまでも、皆様の環境で動くまでいろいろ試してみてください」としか言いようが有りません。
そこで、「Config」の内容を変更する前に、必ずバックアップをるようにしてください。
作業は、あくまでも自己責任でお願いします。

私の環境においては、一旦解決策を見つけ出したあとは安定して繋がるようになりました。

●「ROBI」に”FlashAir”を取り付ける
PCとの問題が解決しましたので、「ROBI」と”FlashAir”の接続にトライしました。

まず最初に、「ロビのココロ」を”FlashAir”にフルコピーしておきます。
これで、”FlashAir”の内容が「ロビのココロ」に書き換わり、「ロビのココロ(FlashAir版)」が出来上がりました。

次に、その”FlashAir”を「ROBI」にi接続してみます。

ところが、”FlashAir”はSDカードですので、microSDカードを使用する「ロビのココロ」のカードスロットには大きさが異なり、そのままではダイレクトに接続できません。
Robi_flashair06
大きさの異なる「ロビのココロ(左)」と”FlashAir(右)”

●「変換名人」
そこで登場するのが、TEFTEC JAPANの「変換名人(SD→microSD)」です。
一見したところシンプルな装置ですが、かなりの優れものです。41whyepaymls

TEFTEC JAPANの「変換名人(SD→microSD)」の裏側と表側

WEBで調べてみますと、「変換名人」を「ROBI」に内蔵するためには、「変換名人」をあらかじめ加工するような記事が出ています。

でも、最初はオリジナルの「変換名人」のままで動作確認を行い、動作に問題がなければそれから加工する・・・というような手順でも良いような気がします。
むしろ、最初から加工してしまうと、不具合があった際に問題部分の切り分けがむずかしくなるかもしれません。


以上を踏まえて、今回はオリジナルのままの「変換名人」を「ROBI」にセットし、動作テストを行なってみました。


ご覧のように、四角いカードスロットに”FlashAir”を差し込み、ケーブルの先にあるコネクターを「ROBI」のカードスロットに差し込むだけで、準備OKです。
ただし、そのままですと「変換名人」がブラブラしてしてしまいますので、セロテープなどで仮止めするのも良いかもしれません。
Robi_flashair01
「ロビのココロ(FlashAir版)」を搭載したROBI

それでは、「変換名人」の接続テストを行なってみます。
「変換名人」のコネクターが、「ROBIのスロットの奥」まで挿入されているかを再チェックして、「ROBI」の電源を入れます。

今回は、”FlashAir”に書き込んだオリジナル「ロビのココロ」を動かすだけですので、電源ONとともに「ROBI」が正しく動けば、”FlashAir”と「変換名人」による「ROBI」接続テスト迄は完了です。
まずは、お疲れ様でした。

●「ロビモーションエディター」を無線LANで
次号は、”FlashAir”を搭載した「ROBI」を無線LAN接続させ、クラフト親父さんの「ロビモーションエディター」を動かしてみようか・・・と思っています。
実際に何回もテストしていますが、「ワイヤレスなのに、リアルタイムで操作できる・・」というのは、ちょっとした快感です。

本来、今号で完結する予定だったのですが、思いのほか動画編集に時間がかかってしまったのと、明朝から群馬の方に遠征しなくてはならず、その準備作業もあり、やむなく次回のお楽しみ・・・という事でお願いします。

Robi_flashair06a
製作中のビデオ「ロビモーションエディター」よりキャプチャー


Illust2702_2

●「昭和にっぽん(鉄道ジオラマ)」
先日、デアゴ社「昭和にっぽん(鉄道ジオラマ)」のテレビCMを見ました。
ジオラマが「Zゲージ」と言う事と、創刊号についてくる東京駅舎のディテールが気になっていました。
その創刊号を本屋で見かけたとき、899円という事もあり、思わず衝動買いしてしまいました。
Showa01a
デアゴ社「昭和にっぽん(鉄道ジオラマ)より

東京駅舎は、左側部分だけ入っており、1~3号まで購入すると駅舎全部が揃います。
駅舎の素材を持ち上げると結構重量があり、なんの素材で出来ているかは分かりませんが、カラーリングも施され、結構良い感じです。
前号は無理でも、残る2~3号までは揃えてみても良いかもしれません。

一方、Zゲージの新幹線「0系」ですが、ボディの上半分だけが付いてきました。
座席、台車などは2号についてくる・・・との事です。

この小さな新幹線模型を見ていて、ふと思い出した物があります。
昔、雑誌の「ラピタ」についてきた、世界最小の「自走する鉄道模型」です。
Zゲージの新幹線と、並べて画像に撮ってみました。
01_2
「昭和にっぽん」創刊号と、ムックの「超ミニ新幹線(赤枠内)」

並べてみると、やはり全長8.2mmの「超ミニ新幹線」は小さいですね。
さらに、この「超ミニ新幹線」は、世界最小の「自走する鉄道模型」との事です。
冊子の付録には曲線レールが2本付いていましたが、全体の1/4くらいで、グルグル走らすにはオプションで購入する必要がありました。
02_2
「超ミニ新幹線」の内部

内部を見るため車両の床面を取り外すと、小型ボタン電池とマイクロモーターが入っているのが確認できました。
マイクロモーターで可動する後輪は一軸だけ、前輪は二輪のボギー車です。
スイッチを入れると、弱々しくですがモーターが回りました。
ま、これはこれで、コレクションしておきますか・・・

Illust3781

次号は”FlashAir”による「ロビモーションエディター」コントロールなどを予定しております。

群馬の紅葉は、まだ早いかもしれませんね。

つづく

| | コメント (0)

« 2014年8月 | トップページ | 2015年11月 »